人気ブログランキング |

横浜・港の見える丘公園内にある、大佛次郎記念館の最新情報


by 大佛次郎記念館
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

2019年 06月 07日 ( 1 )

今年は、横浜-リヨン姉妹都市締結60周年。
大佛次郎記念館では、明日6月8日(土)より「ヨコハマフランス月間2019」と連動して、大佛次郎と交友のあったリヨンゆかりの二人の女性にスポットをあてたコーナー展示を開催します。

一人目は、リヨン出身の女流作家で、戦後大佛次郎の小説『帰郷』を翻訳し、フランスに紹介したキク・ヤマタ(1897-1975)を紹介します。
b0134195_10525231.jpg

Copyright Yamada


二人目は、日本人の飛行家バロン滋野の伴侶となった滋野ジャンヌ(1896-1968)を取り上げます。
男爵・滋野清武(しげの・きよたけ)は、民間飛行家のさきがけとしてフランスの飛行学校に学び、第一次大戦にはフランス陸軍飛行隊のパイロットとして従軍し、レジオン・ドヌール勲章を授与されています。

b0134195_10532868.jpg

所蔵:shigeno


妻ジャンヌは、夫と共に日本に渡り三人の子どもに恵まれますが、夫清武も1924年42歳の若さで亡くなります。
その後、ジャンヌは戦時中も日本にとどまり、フランス語教師として一家を支えました。
1933年頃から日中戦争のはじまる1937年頃まで、大佛次郎夫人酉子にもフランス語を教えており、子ども共々家族ぐるみで大佛家と交友をもちました。

b0134195_10405653.jpg
戦後は、山手フランス山の一角に住まい、地域の人とも交流をもっていました。
横浜山手の女学校に通っていた方の中には、昔、ジャンヌ先生にフランス語を習ったという方もいらっしゃるかもしれません。
こちらのコーナー展示は、7月13日(土)まで、大佛次郎記念館2階特設コーナーにて開催します。


by ojmm | 2019-06-07 13:23 | 展示