「大和和紀『ヨコハマ物語』×大佛次郎の横濱」展もいよいよい第3期がスタートしました。
第3期は、第1.2期からさらにパワーアップし、皆さまのご来館をお待ちしています!
サロンでは『ヨコハマ物語』文庫版に加え、掲載誌の「少女フレンド」も閲覧できます。
壁には、絵画風の万里子と卯野の姿が。こちらは写真撮影OKです。
そして最奥には、大和和紀先生の「あさきゆめみし」制作風景を撮影した動画(約16分)をご覧いただけるスペースも。
メインのギャラリーの展示もいよいよ最終話の展示となりました。
なんとか無事出産を終えた万里子ですが、横浜港への入稿直前に嵐に遭い行方不明となってしまった竜助を想い、一人家を抜け出し浜辺を探し回ります。以前に万里子が海におぼれて竜助に開放された漁師小屋に向かいますが、そこには竜助の姿はありませんでした。
私と子どもを残して、いってしまったの?と嘆く万里子のもとに、近づいてくる一人の男の姿が・・・!
もともと美しい大和和紀作品ではあるのですが、特に最終話の原画は、一枚一枚がまるで慈しむように綺麗に美しく描き込まれているように思え、記念館スタッフは初めて見たときにはしばらく展示から離れることができませんでした…。
感動のラストシーンを原画で楽しむ贅沢は、大佛次郎記念館でしか味わえません。みなさまも、ぜひご来館してみてください。
横浜の地図と大和和紀作品のコラボコーナーもマイナーチェンジしていますので、こちらも是非!