現在、大佛次郎記念館では「大佛次郎の戦後ニッポン―未来を信じるチカラ―」展を開催中です。この展示では、戦後まもなく大佛次郎が主筆を務めた月刊誌「学生」を大きく取り上げています。大佛次郎は、「学生」の中で、若者たちに向けて「鎌倉通信」という随筆欄を担当し、体調を崩して入院した折にも休まず連載を続けました。
現代のみなさんにも大佛次郎の熱い言葉を届けたく、大佛次郎記念館では「鎌倉通信」の中から、選りすぐりの6編を、小さな冊子にしてみました。350円で大佛次郎記念館のショップで販売中です。
掲載エッセイ「君たちの春の山」「チョン髷」「喰えない林檎」「夢は大切」「柚子の花」「柚子の実」
時を越えて、私たちに響く大佛次郎の「声」を感じてみてください!