大佛次郎から兄・野尻抱影へ―101通の手紙 第3期まもなく終了
2012年 02月 11日

2月12日(日)まで開催中の第3期では、昭和43年4月17日付け書簡(おさらぎ選書第19集掲載No.61)を展示しています。築地がんセンターで受ける3度目の手術を前にして、「夜ねむれぬ時 病気のことは頭になく仕事を中断するのが残念に思はれ」と記し、仕事への強い思いがうかがえます。また、輸血用の血を歌舞伎俳優らが提供してくれたことに触れ、「出て来たら踊がうまくなっているかも知れません」とユーモア交じりに伝えています。
(写真:書簡No.61より)
◆展示の概要は こちら
第1期:11月16日(水)~12月11日(日)
第2期:12月13日(火)~1月15日(日)
第3期:1月17日(火)~2月12日(日)
第4期:2月14日(火)~3月11日(日)
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by ojmm
| 2012-02-11 19:09
| 展示