大佛次郎研究会では、下記のとおり第12回公開発表会を開催します。会場は神奈川近代文学館ホールです。大佛次郎記念館ではないのでご注意下さい。
大佛次郎研究会 第12回公開発表会
日時:2008年11月28日(金)14:00~16:30(開場13:30)
会場:
神奈川近代文学館ホール
入場:申込不要 先着200名様(資料代500円)
お問合せ:大佛次郎記念館 045-622-5002
内容
Ⅰテレビ映画(ビデオ)上映
「伊丹十三と『天皇の世紀』を行く」
今野 勉 氏(テレビマンユニオン 演出家・脚本家)
『天皇の世紀』テレビ化第二期では、歴史ドキュメンタリーとして行うこととなり、レポーター役に伊丹十三が起用された。伊丹はディレクター今野 勉とともに、大佛次郎の原作を手に、幕末史の現場を歩き、自由闊達に撮った。「福井の夜」「パリの万国博覧会」を映写し、伊丹の思い出をまじえつつ今野 勉氏が語る。
Ⅱ講演
「大佛次郎とモダン都市―30年代の現代小説」
海野 弘 氏(評論家 都市論・文化論)
新聞連載で初の現代小説『白い姉』(1931年)を執筆した大佛は、その後『雪崩』、『熱風』、『氷の階段』などを発表。世界経済不況、激化する日中戦争と思想弾圧のなかで苦悩するインテリの姿とともにモダン都市の文化を享受する女性を描いた。独自の視点で都市論を展開する海野氏が30年代大佛作品を読み解く。
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