横浜・港の見える丘公園内にある、大佛次郎記念館の最新情報


by 大佛次郎記念館
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大佛次郎と501匹の猫展の見どころ紹介

「大佛次郎と501匹の猫展」は、現在中期展示開催中(~9/24)です。中期展示の期間は残り僅かとなりましたが、現在展示中のものの中から見どころを紹介します!
まず、なんといっても木村荘八・画の「猫の湯屋」。こちらは、木村荘八からもらったもので、大佛次郎の晩年、築地のがんセンターに入院中に病室に飾っていたという作品です。大佛次郎のエッセイにはこんなくだりがあります。

*****
「萬葉洞」には、木村さんの肉筆の猫の湯屋の図があった。
ただなつかしく、欲しくなってとどけさせて病室の壁に掲げた。看護婦さんが来て、何の画かいっこうにわからない。
猫ですか、という。
「猫の湯屋だよ」
「猫がお湯に入るのですか」
私は返答に困ってしまった。また、よく考えてみたらどうして猫が風呂へ入る画を書いて売り出したのかを、自分も解釈がつかない。(中略)
苦しまぎれに私は答えた。「まあ、君たちがこの画がわかるようになるのには、あと何十年掛かるかなあ、わからずじまいに終わることだってあるだろう。この画を面白いと思う私と、どっちが一体、しあわせなのか? どうやら、私にもわからなくなったよ。そのうち、うちの猫を集めて皆の意見を聞いて見よう」
「そぞろ歩き」より  *****

どうでしょう?どんな絵なのか、気になってきましたよね・・・?大佛次郎のお気に入りの一枚、見に来てみませんか?
「猫の湯屋」は、中期~後期(11/12)まで継続して展示します。


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by ojmm | 2017-09-20 14:09 | 展示